「言い訳」を掘り下げる
たれおです。
今回は生理を例にして、うまく動けないときに「言い訳だ」と自分を責める自己否定についてです。
生理が始まると
・腹痛や腰痛などの生理痛
・何もしたくない無気力状態
・気分の落ち込み、焦燥感などの情緒不安定
・吐き気などによる体調不良
・生理用品による不快感 など、様々な影響を受けますよね。
人によっては、生理が始める前からだったり、月のほとんどがそのような状態の人もいます。
私は毎日または週5日はトレーニングに行きたいのですが、生理が始めるとそうはいきません。
私は本格的に生理が始まってから1~2日目は夜用のタンポンが3~4時間程でいっぱいになるくらい(酷い時は2時間半ほどで)、経血の量が多いです。
以前はタンポンをしてでも行っていましたが、漏れてしまったことがあり(※)、それからは行かないことにしました。
※おりものシートをしていたためトレーニングのレギンスにはつきませんでした。
特に経血の量が多い方はタンポン使用中はおりものシートをつけることを強くお勧めします!
「生理だからトレーニングをお休みしよう」と決めると
・「今回の生理は(経験上)多くないだろうから、タンポンをしたらもしかしたら漏れずにトレーニングできるかもしれないのに」(結局トレーニング中に増えて失敗したことがあります^_^;)
・「ずる休みだ」
・「体力・筋力が落ちちゃう(※)」
などの考えが浮かび、「こんな自分はダメだ・・・」と自己否定に陥る人もいると思います。
※私の場合は仕事が事務職でほぼ1日中座りっぱなし、生理の前兆がきたらいつ急に経血の量が増えるかわからないのでトレーニングはお休み(家トレ中失敗しました^_^;)、生理が始まって3.4日間は家では基本動かないので、私はすぐ体力が落ちます・・・。
お休みをするときに自己否定に陥った時
①「トレーニングに行けない」「トレーニングに行きたくない」「トレーニングをしたくない」という自分の気持ちを肯定してあげる
→「そういう日があってもいいよね」と自分に言ってあげる
②どうして「行きたくない」「したくない」と思うのかを考え、肯定してあげる
→「生理ってだけで不快。動きたくない」⇒「なら、仕方ないよね。それもOKだよ」と掘り下げて、自分に言ってあげる
「いやいや、生理を理由にただサボりたい言い訳を考えているだけでしょ」と否定をする自分が出てきた場合
③否定をする自分を認めて、どうして言い訳だと思うのかを掘り下げて、視点を変えてみる
③-1. →「そう思うよね。じゃあ、どうして生理が理由じゃないって思うの?」と掘り下げる
・行くのが面倒くさい、準備が面倒くさい
・他にやりたいことがある
・(仕事の後などで)今日は疲れた
など、生理が関係ない理由が出てきた場合⇓
③-2. →「そういう日があってもいいよね」と肯定をしてあげる
③-3. →視点を変える
例えば
・行くのが面倒くさい→「なぜ面倒くさいのか」を掘り下げると良いのですが、大抵ただ単に面倒くさいだけではないでしょうか。認めましょう。これはただの言い訳です^_^;
・他にしたいことがある→「生理だし、今日はそれをしよう」と良い機会だと捉える
・今日は疲れた(※)→言い訳ではなく、身体の声がきちんと聞こえているということ。身体のために休む。そして、「いつもありがとう」と身体に感謝をしましょう。
※疲れている場合、トレーニングに行っても集中ができなかったり、それによって怪我をする可能性があります。
また、集中ができずにベンチや機械に座ってぼーっとしたり、ずっとスマホを触るのは、そこを使用したい他の方の迷惑にもなります。
生理で体調不良になるのは仕方ありません。
いつも通りにいかなくてもあなたのせいではありません。
「言い訳でしょ」と思ったら、どうしてそう思うのかをとことん掘り下げて、「いつもはできないことに充てる時間ができる」「身体を休める良い機会」などと考え方を変えると、「言い訳」ではなく「やりたいこと」になります。
今回、生理を例に「言い訳」についてお伝えしましたが、自分と対話をし、「言い訳」ではなく「やりたいことをしているんだ」と考えを変えることができると、生理中ではなくても自分の時間の使い方を認めてあげることができるようになるでしょう。